ロジカルクッキングでハンバーグを作ってみました。
前回のスクランブルエッグに続き、今回はハンバーグです。なんか読んだ本について書こうと思ってブログを始めたのですが、お料理ブログみたいになってきてます。でも、料理も面白いです。
まずは分量ですね。
挽き肉 250g(分量の0.8%の塩)
溶き卵 10g
牛乳 10g
パン粉 5g
玉ねぎ 40g
ポイントその1 なるべく肉に手で触れない
まずは挽き肉に0.8%の塩を入れてすりこぎで混ぜます。
そう、手で混ぜないんです。なぜなら
体温で肉が温まる
からだそうです。温まると肉同士がくっつきにくくなってしまうんだそうです。何となくわかるようなわからないような理論ですが、まずはその通りにやってみます。
まだ、入れたばかり。お店で売ってる、いわゆる普通の挽き肉です。
上から潰すようにしながら混ぜます。ちょっと粘り気が出てきた感じがします。
だいぶ粘着力が出てきました。挽き肉と塩だけでもこんな風になるんですねー。なんか美味しくなりそうな予感がしてきます。
つなぎのパン粉、牛乳、溶き卵と玉ねぎを炒めます。油断してて玉ねぎが少し焦げてます(汗
この時も手ではなくゴムベラで。触っちゃダメですって。
混ぜたら、丸くします。ここで初めて手で触れます。
しかし!触れている時間はなるべく短く!
そういえば昔、将太の寿司という漫画で寿司はなるべく早く握る方がいい、みたいなのをみた気がします。
あと美味しんぼでは女の人は手が温かいから男性よりも不利!みたいな回もあったような。
寿司職人になるのに何年も修行するのは無駄だというホリエモンの発言もありましたね。
ぼくはわりとその意見に賛成です。要は何を目指して努力するかということなんですよね。みんなが「すきやばし次郎」になりたいわけじゃないでしょうし。
あれです、60点で受かる試験なんだけど100点を必ず取るために勉強しなきゃいけないか、という話と似ている気がします。
なんていう話をすると、上を目指さないなんてダメだ、という反論がありますが、そんなこと言ってるから日本はサービス産業の生産性が悪いんだと思います。
日本人はそもそも職人気質なので、すぐに極める方向にいきがちですが、そうじゃない価値観も必要なのではないかと思うのです。
・・・と、そんなことを考えているうちに焼き始めます。
ポイントその2 なにはともあれ、弱火。
ロジカルクッキングと言えば弱火、弱火と言えばロジカルクッキング。
今回も、もちろん弱火で焼きます。
側面まで火が通ってきたらひっくり返す。
まだですねー。
相変わらず火が通るのに時間がかかります。でも焦げる心配もないので、待っている間に洗い物とか他の準備とかできます。
そろそろ良さそうですねー。ひっくり返します!
そして、残った肉汁にケチャップを入れてソースを作って(←これはレシピにないです)
はい、完成です!
どんな味がするんだろうと思い、わくわくしながら食べてみると、
なんかイマイチ・・・
ジューシーさはあるんですが、肉がカタい・・・
う〜ん、何を間違えたんだろうか??
また今度挑戦してみます。
※再チャレンジした結果、上手くいきました。噛むと肉の旨みがじゅわっと口の中に広がって、めっちゃ美味しかったです!何が悪かったかは不明です。
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