一日外出録ハンチョウ(3)で思い出した学生のときの感じ。
ハンチョウを読んでいたら学生時代のあの感じを思い出した。
毎回、カイジのチンチロリンでおなじみの大槻班長が織りなす絶妙な心理描写で楽しませてくれる「一日外出録ハンチョウ」の3巻が発売されました。
今回一番ヒットしたのはこのシーン。
「なんのジャンケンだったんスか・・・・!」
これ、あったなー。って思いました。わが家で夜中にマージャンをやっていて、寒いから負けた人が買出しとかになるんですが、いろいろと注文をしているうちに、あれ?自分がいった方が早くない?みたいな感じになってきて、じゃあ、一緒に行くかー。からのおれもおれも。で、結局みんなで行くことに。
あとよくあったのは「おまえのセンスに任せる」パターン。
おいしそうなアイスとか、おいしそうなカップ麺、みたいなオーダーをだすんです。言われた方は試されてる感がすごいんですよね。買ってきて「えー、センスない」
なんて言われたらたまらないわけですよ。
「センスない」って友達に言われたくない言葉のけっこう上位にくるんじゃないかと思います。そんな事をぜったいに言わせないために、そいつが普段食べているものだったり、どんなものが好みなのか、それからその日の気温、その他に食べていたもの。ありとあらゆる情報を総動員してこの「センスない」が導かれないように方程式を解いていくわけです。男のプライドがかかっていますから。
そんな負けられない戦いを深夜に繰り広げていたことを思い出しました。
黒服の素顔が見られることも魅力
ハンチョウで見られるのは大槻班長の素顔だけではないです。普段は無口でみんな同じような顔に見える帝愛の黒服の素顔も見られます。あー、黒服も同じ人間なんだな、って思います。まずは2巻で出てきた宮本さん。今回も登場です。
これ、隠れてるつもりはあんまりないですよね。見つけて欲しい感が出てる(笑)
そして今回初登場するのが柳内さん。趣味のそば打ちを生かしてます。
そばと聞いては手の抜けない、柳内のこだわり・・・・!
一日外出は基本1人なので、どうしても登場人物が少なくなってしまうハンチョウですが、こういう黒服の存在が話に厚みを持たせていますよね。こうしてみると顔つきも髪型も結構ちがいますね。この柳内さんの角刈りはそばにこだわりがある感じがでていていいです。
そしてホームに帰っていく
そんなハンチョウの一日外出を支えているのは、日々のチンチロと販売なんですよね。
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