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「超現代語訳 戦国時代」を読んで真田丸観たくなった。

 いやー、歴史っていいですね。戦国時代っていいですね。「信長の野望」をやっていた世代にとってはなんともいえない一冊です。

戦国時代ってこんなに面白い話がたくさんあるのに、学校の授業では一瞬で終わっちゃうんですよね。超歴史マニアだった友達がその知識をテストに生かせたのはほんの1問だけだったことに切なさを感じました。

そんな歴史好き、戦国時代好きの人はもちろん、歴史って苦手!っていう人にとっても楽しめる一冊だと思います。話がドラマ仕立てで上手にデフォルメしてありますし。

笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳・戦国時代

笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳・戦国時代

 

 著者の房野史典さんはお笑いコンビ「ブロードキャスト!!」のツッコミということで、戦国時代にも鋭くツッコミを入れながら解説してくれています。

 

内容は大きく分けて2つのお話を中心に構成されています。ひとつは「関ヶ原の戦い」もうひとつは「真田三代」つい先日まで大河ドラマでやっていた「真田丸」のお話もでてきます。

はじめに、からもう面白いんですよ。見開き4ページで地球誕生から現代までの日本の歴史を振り返っちゃいます。

後醍醐天皇のそばから離れ「やっぱり武士が仕切ります!」と言った“足利尊氏”さんが、征夷大将軍になって、室町に幕府を開きます。

「このまま室町いけるかなー」と思ってたら、おおきな内部分裂(応仁の乱)が起きちゃって『日本全国、ずっと争いが続いている』ジョータイになります《室町時代》 

 

武士の世の中は終わり、内閣が出来上がり、欧米の文化がいっぱい入ってきて、洋服なんかも着ちゃったりします。中国やロシアと戦争したのはこの頃。《明治時代》

どうですか?すっごい簡潔にわかりやすくまとまってますよね。これを読んだだけでも本編への期待が高まります。

関が原の戦いが何故起こって、どういう経緯で東軍が勝ったのか。とてもドラマチックにというかドラマを見ているかのように読むことができます。石田三成が嫌われ者だったとか、真田家の何がスゴイのかとか、そんなことが面白くてわかりやすく、そしてたまにウルっときたり。

戦国時代って色んな武将が出てきてよくわからなくなっちゃったりするんですが、本の中ではみんなキャラが立っていてイメージしやすいので、あまりそういうこともありません。読み終わった後には「戦国時代っていいなー」って思うこと間違いないです。

とりあえず、大河ドラマ真田丸観たくなりましたー。

 

笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳・戦国時代

笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳・戦国時代