食べすぎるとがんになる? 石原結實 食べない健康法
食べ過ぎるから病気になる、ってどういうこと?
この本で学んだ3つのこと
食べ過ぎると病気になりやすい
石原結實さんの主張は「そもそも現代人は食べ過ぎ」というところから始まります。
たくさん食べるということは消化器系を動かすのにエネルギーを使うことになるし、血液中の栄養が豊富になってしまうので良くない、ということなのです。
つまり、食べることによって胃や腸といった消化器系を働かせることになります。ですから食べすぎてしまうと必要以上に消化器系を働かせることになりますし、他の器官を動かすためのエネルギーを消化器系のために使うことになってしまいます。そうなると、体のバランスが崩れてしまいやすくなるということです。
また、そもそも人間は空腹には強いが、食べ過ぎには弱いんだそうです。
人間の体のエネルギー源はほぼ100%糖分に依存していて、低血糖になると危険信号《イライラ、手足のふるえ》があるが、低タンパク発作、低脂肪発作というものは無い。
また、空腹時に血糖値を上げるホルモンはアドレナリン、ノルアドレナリン、グルカゴン等10種類あるが、血糖値を下げるホルモンはインスリンの1種類のみである。
つまり、人間の体は低血糖になると様々な危険信号を発信して対応できるが、空腹に対してははそれがない。それは言い換えれば、人体は空腹に対して危険が少ないということ。
おおー、なるほどなるほど。って感じですね。
絶対的に糖分はエネルギーとして必要だから、不足してしまうと体内からいろんな信号が出て、低血糖状態を解消しようとする。
逆に空腹にはあまり危険性が無いんですね。そして病気に関しても、その原因は食べ過ぎに由来するとも言ってます。
病気に関して、特にガンは「食べ過ぎ病」と言ってもよく、様々な実験結果でもそれが実証されている。
同様に、免疫力の低下、体のだるさなどの原因は食べ過ぎまたは、それによる栄養素過剰によるものである。
食べ過ぎるとがん細胞が増殖する
食べ過ぎ
↓
血液が栄養が多すぎる
↓
ガン細胞「おー、ご飯いっぱいある!これで元気になれるぞ!よーしいっぱい分裂して増えちゃおー!」
↓
体内にガン細胞が増殖する
食べ過ぎると白血球の働きが悪くなる
食べ過ぎ
↓
血液の中の栄養が多くなる
↓
白血球「おお〜!、ご飯がいっぱいある〜。食べ放題だー!!」
↓
この状態で、ばい菌が血液内に混入してきたら・・・
↓
白血球「あ、自分お腹一杯なんでもう食べれませ〜ん」
↓
白血球の働きが弱くなるので、免疫力が低下する。
食べ過ぎると血液が行き渡らなくなってだるくなる
食べ過ぎ
↓
消化器系の働きが盛んになる
「手足や脳の血液さーん、消化器系が忙しいんでヘルプおねがいします。消化器系に集まって下さ〜い」
↓
血液が消化器系に集まってくる
↓
手足や脳などは手薄になる(血液が循環しない)
↓
手足や脳にあまり栄養がいかなくなる
↓
だるくなる
という具合に食べ過ぎることによって、からだの中で様々な不具合が生じてくるわけです。
ですから、食べすぎることは太るから良くない、というだけでなく病気になりやすくなるから良くないということも言えるわけですね。
少しずつですが、ダイエットする気になってきましたよぉ〜