がん治療がテーマ。インベスターZ19巻
今日はインベスターZ19巻の発売日です
今回のテーマは「がん」
仕事柄、がんと接する機械も多いので少しがんについて書いてみたいと思います。
重粒子線治療について
内容に関してはインベスターZの中でわかりやすく紹介されています。
なので、それ以外についてちょっと触れてみたいと思います。
胃や大腸などは無意識に動いてしまいますので、ピンポイント照射が出来ないためです。
このように、重粒子線治療はどんながんにでも効く夢のような治療方法、とまではいかないですが、とても有効で体への負担が少ない、とてもいい治療方法であることは間違いないです。
どうやったら重粒子線治療うけられるの?
かかった病院から紹介されることもあるでしょうが、病院もせっかく来たお客さんをなかなか簡単には手放さないと思います。
そこで、がん治療コーディネーターというような仕事をしている会社がありますので、そういった所に相談するというのも一つの手です。
それから、民間医療保険、がん保険に加入されている場合は「医療相談フリーダイヤル」みたいなのがあると思います。例えばアフラックのがん保険に加入していると「プレミアサポート」というのがありまして、5年以上のがん臨床経験がある元看護師さんに相談できるサービスがあります。そういったものを活用されるのもいいと思います。
先進医療について
先進医療とは、厚生労働省が定めたカテゴリーです。まだ治療件数が少ないため、効果がどれくらいあるのかが不明だったり、治療費が高額であるために健康保険の対象にはならないけれども、現在検討中です。みたいなものが先進医療と認定されています。
先進医療については、平成16年12月の厚生労働大臣と内閣府特命担当大臣(規制改革、産業再生機構)、行政改革担当、構造改革特区・地域再生担当との「基本的合意」に基づき、国民の安全性を確保し、患者負担の増大を防止するといった観点も踏まえつつ、国民の選択肢を拡げ、利便性を向上するという観点から、保険診療との併用を認めることとしたものです。 また、先進医療は、健康保険法等の一部を改正する法律(平成18年法律第83号)において、「厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養その他の療養であって、保険給付の対象とすべきものであるか否かについて、適正な医療の効率的な提供を図る観点から評価を行うことが必要な療養」として、厚生労働大臣が定める「評価療養」の1つとされています。
ですから、治療費が増えたり、治療費が安くなってくれば、健康保険の対象となります。実際、重粒子線治療も「骨軟部腫瘍」に関しては健康保険の対象となりました。これは効果があることと、患者数があまり多くないことから認定されたのだと思います。
また、最近の民間医療保険では先進医療特約は付帯するのが一般的となっています。
保障額は2,000万円くらいまで実費で保障というのが多いと思いますので、先進医療特約でほぼまかなえます。
まとめ
がん治療は部位や症状、本人の希望などによって治療方法は様々です。なかには治療と呼べないようなものまでありますがなかなか治らない方には最後の光に見えてしまうようです。正確な情報と冷静な判断で治療方法を家族で、場合によっては第三者も交えて考えていくことが大切です。