サイゼリアのランチスープを再現する
サイゼリアのランチスープが好き。
サイゼリアっていいですよね。
なかなか売れなくて困った社長は値段を下げたんですね。
それまでの料金の3割に。
3割引きじゃなくて、3割。1,000円なら300円ですよ。すごいことしますよね。赤字にならない超ギリギリライン、というか赤字だと思うんですが、それがヒットしたおかげで今のサイゼリアがあるわけです。
いかに低価格で良いものを提供するか。そのために余計なオペレーションを排して、人件費を削り、広告もほとんどしないで、なるべく味に還元出来るように設計されているんですよね。
そんなサイゼリアを象徴するようなメニューがこのランチスープだと思うんです。
何も具が無い潔さ。
具がないがゆえにオペレーションもシンプルに出来るのでしょう。余計なコストもかかりません。シンプルにスープのみを提供する。余計なものはつけない。もはやこれはサイゼリアを象徴するメニューと言っても過言ではありません。
そんなランチスープが僕は好きなのです。味はなんとも形容しがたい、コンソメをお湯に溶かしただけような味。おいしいんですよ。スペシャルなおいしさではなくて、普段のおいしさ。まさにサイゼリアはハレではなくてケなわけです。
そんなサイゼリアのランチスープ。ある日気づいたんです。これって再現出来そうじゃない?って。
さっそく家にあった固形のコンソメをお湯に溶かしてみたのですが、なんか違う…。
世の中には僕と同じようなランチスープ愛を持った人が再現しているはず、と思いググッたら即見つかりました。なんか嬉しい。
コンソメではなくてマギーブイヨンでした。
500mlのお湯にマギーブイヨンを溶かす…
飲む…
おおーーー!あの味!!
またケがアップデートされました。
サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ (日経ビジネス人文庫)
- 作者: 正垣泰彦
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2016/08/02
- メディア: 文庫
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