サンダーランド イズ ライフライン
サンダーランド イズ ライフライン
サンダーランドのサポーターがこの番組の中で言ってました。
Netflix「サンダーランドこそ我が人生」
サンダーランドはイギリスの北部に位置する都市です。
かつては造船と炭鉱で栄えた労働者の街。そんなサンダーランドのサッカーチーム。このチームがどれだけ地域に根ざしているかは冒頭セリフでよくわかりました。
とにかく、この番組は密着度合いが半端ないです。しかも、その対象は選手や監督、CEOはもちろんクラブハウスの料理長やサポーターも一人ではなく何人も。色んな角度から見ることで、サンダーランドという街における文化としてのサッカーチームをすごく立体的に映し出しています。観ていると自分もサンダーランドに住んでサポーターになっているような気分になっちゃうんです。
海外リーグの試合を見ることはありますが、恥ずかしながらサンダーランドのことはほとんど知らなかったのです。それが、まるで子どもの頃からサンダーランドのサポーターだったような気持ちでしっかり感情移入して観てしまいました。勝てば喜びが、負けては怒りと悲しみが。時間ギリギリで追いついた時には感動してしまったりするわけです。
しかも２部に降格してしまったシーズンからこの番組は始まります。クラブの収入源である放映権収入が100億円から半分以下の40億円にさがり、戦力縮小、チームのモチベーションの低下などもあるなかで、チームを取り巻く様々な人物の様々な希望や葛藤が映し出されています。
サッカークラブのドキュメンタリーですが、サッカー好きでなくても楽しめる番組だと思います。
サンダーランド イズ ライフライン
あのサポーターがそういうのも少し分かる気がします。そんなチームがあることがうらやましいです。
