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わとそんと日記

読んだ本(主にKindleセールで購入したもの)を紹介するブログです。

勝ち続ける意志力とはなにか?

kindle

みなさんは梅原大吾という人を知っていますか?

 

梅原大吾 - Wikipedia

梅原 大吾(うめはら だいご、1981年5月19日 - )は、日本青森県出身のプロゲーマー

日本での愛称はウメハラウメウメさんアメリカでは本名のDaigoのほか、The Beastというニックネームでも知られる[1]

2D対戦型格闘ゲームにおいて数々の大会を制している、国際的に著名な格闘ゲームプレイヤー。とりわけカプコン社製の対戦型格闘ゲームで実績を多く残し、同社開発本部長(当時)の岡本吉起から「10年に一人の天才」と呼ばれた。

僕もなんとなく名前は知っていたのですが、すでにゲームに対する興味がなくなっていたこともあってあまり気にしていませんでした。でもこの本を読んでやっぱり世界一になる人はすごいなと改めて思ったわけです。

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※注意 Amazon.co.jp は本キャンペーンを予告なく変更または終了する権利を保有します。

すぐに検索しましたよ。なんだかんだで僕も「ストⅡ」で遊んでいた世代ですから。そしたらもう、この動画に持っていかれるわけです。何回見ても興奮します。 

 


背水の逆転劇

 

そんな梅原大吾さんが、なぜ世界一になれたのか?というのをご自身の観点で紐解いているのがこの本の内容です。

10ではなく11を目指す。

しかし、そこで気持ちが負けて、便利で簡単な戦法を選んでしまうと、確実に成長が止まってしまう。それは間違いない。  それでは10の強さは手にできるが、そこが行き止まりだ(10とは一般的な努力で到達できる最高点ということだ)。  僕は10の人間に勝つために頑張っている。そんな僕が10では意味がない。だから、時間がかかっても、バカにされても、11、12、13の強さを目指す

これが「勝ち続ける」ために必要なこと何だと思いました。世の中にありふれている正攻法を使うということも大事だけれども、正攻法を使いこなせるようになるだけでは10のまま。その瞬間に勝つことはできるかもしれないけれども、勝ち続けることはできないんですよね。

10の強さを手にする方法は簡単に教えられる。だが、11、12、13の強さを手にする方法は言葉では教えられない。それでも口に出して言うとすれば、 「すべての可能性を試した果てにあるもの」  ということになるだろう。それはテクニックや方法論ではなく、ほとんど姿勢や居住まいの問題になる。ゲームとの向き合い方、覚悟の置きどころと言えばいいだろうか

どれだけ10を越えようと思えるか、その気持ちを持ち続けられるか、その気持ちこそが「勝ち続ける意志力」なんだと。

 

へなちょこでも意志力をもつ方法は何か?

僕は結構へなちょこなので、この本を読んでいてずっと思っていたわけです。

仰ることはよくわかりますが、それが続かなくて困ってるんです。 

って。

とは言え、それでは何も変わらないので、少しでも真似できそうなヒントを拾っていこうと読んでいました。

そう思って読んでいると気づいたことがあります。勝つことの快感を知っているということ。

快感を味わうのはほんの一瞬だが、それでも暗闇が晴れたときの自分の姿を想像するだけで前途洋々だ

 

こういう至上の喜び、言い表せない快感みたいな話を読んだり聞いたりした時に僕は必ず、村上龍の「悪魔のパス、天使のゴール」という小説の中の一説を思い出します。

sexより気持ちいい瞬間をどこかで持つ事が出来るかどうかで男の価値が決まると思える。

女性はどうなのかわかりませんが、男性の場合、わりと真実なんじゃないかと思ってます。このフレーズは村上龍さんと中田英寿選手との対談でゴールを決めた瞬間とsexとどっちが気持ちいい?みたいな話が元になっていたと思います。もちろんゴールなわけです。

 

sexと比較するかどうかは別としても、とにかく自分がめちゃくちゃ気持ちよくなれる瞬間を追い求められるということは大切なんだと。そういえば水泳の北島康介選手も金メダル取って「チョー気持ちいい」って言ってましたよね。

そう感じられるものを作らなきゃいけないわけですが、そもそもそこに達するまでにも相当な道のりが必要だよねー、なんてまたへなちょこなことを思っていたらこんな言葉が

先を見ず、まずは目の前の5段を登ってみればいい。次にもう5段が見えたら、また登ればいい。そうやって毎日5段ずつ登っていけば、500段登るのもそれほど苦痛に感じないだろう。最初から500段登るぞと熱くなると、往々にしてあとが続かない

そう、まずは5段のぼった快感を感じればいい。山の頂上に登った快感を得るにはまず登らなければ行けないし、途中の5合目でも見晴らしの良さに感動する一時はある。そして、その一時の感動を超えるようなものを求めてさらに登っていく。

 

そういう姿勢で取り組み、試行錯誤しながら、11を目指していくことで得られるものがあるということ。

 

この快楽を求めて少しずつ積み上げていく行為こそが勝ち続ける意志力をもつ方法なんですよね。こう考えると少しは自分にもできそうかな、って思えました。

 

 

こちらのちきりんさんとの対談本もおすすめです。

悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1)

悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1)

 

 

 

悪魔のパス 天使のゴール (幻冬舎文庫)

悪魔のパス 天使のゴール (幻冬舎文庫)

 

 本の内容とは関係ないですが

もしかするとこれからはゲーマーが活躍する時代が来るんじゃないかと思ったりしました。ポケモンGOやVRといった現実とバーチャルの境目がなくなりつつあるじゃないですか?

そうすると、現実をゲームのようにプレイできる人の方が出来ることが多くなるんじゃないかと。

いま、スマホを使える人と使えない人で出来ることに結構違いが出るように、ゲーム的な人生を受け入れられるか受け入れられないかということでどういう人生が送れるかということには差が出来ると思ったんです。

例えば、ダイエットをする時にあるゴーグルをかけると身体にいい食べ物には美味しそうなエフェクトがかかって見えて、身体に良くない食べ物には毒々しいエフェクトがかかって見えたり。一万歩歩いたら、周りの人に祝福されるような効果がでてくるとか。

そんなのバカバカしいと思うか、面白そうと思って取り入れるか。

それによって人生の充実度は変わると思うし、ゲーマー、というかゲームを楽しめる気持ちがあるかどうかが大切になる時代が来るんじゃないかと妄想してました。